犬の食事について

《犬の6大栄養素》と呼ばれるものは以下の6つの栄養素です。これらの6大栄養素をバランスよく摂取していくことが、愛犬の命を支えますのでこのコーナーでご説明いたします。

1.たんぱく質
2.脂肪
3.炭水化物
4.ビタミン
5.ミネラル
6.カルシウム

1.たんぱく質

エネルギー源であり、身体を作る。「たんぱく質」には、「動物性たんぱく質」と「植物性たんぱく質」があります。

動物性たんぱく質…肉、鶏卵(アミノ酸が豊富で良い)、鶏肉

植物性たんぱく質…おから、豆腐、納豆(消化に良い。他の食材の消化を助ける。善玉菌を増やす)、ゆで大豆、きな粉、かぼちゃ、ゴマ、ひじき、のり、いわし(ビタミンA、カルシウムも豊富。オメガ3も含んでるので、皮膚病の犬にもお勧め。)

2.脂肪

エネルギー源であり、身体を作る。しそ油、オリーブオイル、バター

3.炭水化物

犬には、少ない量で十分。ごはん、パン、玄米(ミネラル、ビタミンが豊富で、アレルギー性も低いので 最高。)、じゃが芋(アレルギー性も低く、肉の毒素を消してくれる働きをする。)

火を通した穀物は、炭水化物、食物繊維、鉄、ビタミン、ミネラル、アミノ酸を供給する。

4.ビタミン

犬には、ビタミンCは不要。犬の体内で作られるので。 ビタミンは、炭水化物、脂肪、たんぱく質の働きを助ける。

かぼちゃ、大根、小松菜、魚、人参、鶏レバー、豚もも肉、ひまわり油

5.ミネラル

身体を作る。 身体の調子を整える。

煮干、乳製品(特に パルメザンチーズ)、大根やカブの葉、モロヘイヤ、パセリ、ひじき、ゴマ

6.カルシウム

犬は、人の14倍のカルシウムが必要。

スキムミルク、無糖ヨーグルト、煮干、大根やカブの葉、小松菜

生の鶏の首の骨のお勧め:首の骨は柔らかいので、犬の喉やお腹に刺さる心配は少ないし、消化に良い。茹でた骨の方が 堅く鋭くなるので、危険。 カルシウムやリンを含むので、栄養価が高い。 歯垢を取り除くにも好都合。 ただし、骨をあげると 権勢症候が強くなると言うトレーナーも居るが、総合的なしつけをしていれば、問題ないと思う。

手作りの食事

手作りする際に気をつけること

肉:野菜(生、もしくは蒸す):ご飯(穀物)の割合は、1:1:1か、もしくは、50%、35%、25%が良いと言われる。パピー期は、プロテイン(たんぱく質)が多く必要なので、肉の割合を増やす。

生肉は、たんぱく質、生きたバクテリア、酵素などが入ってるので、お勧めである。 牛、ラム、鶏肉、うさぎなどバラエティにしたほうが良いとも言われる。同じ種類を長期で食べると、アレルギーの原因ともなる。どの種類にアレルギーを起すかは、固体差がある。豚肉は、火を通す。 他の肉は、火を通しすぎると、中の酵素が失われ 栄養を効果的に消化、吸収出来なくなるので気を付ける。

手作りフードに変える時は、下痢をしないように、少量ずつドッグフードに加えていくと良い。

生肉は、健康な犬にはいいが、免疫の落ちている犬には あげれない。

果物、木の実、種子

生のかぼちゃの種子は、美味しく栄養価も高い。サナダムシの駆除にもなる。ナッツや種子は、塩分のないものを選ぶ。塩分は、水分の滞留、心肺の不調、吸収不良、胃炎などの症状を引き起こすので、要注意。

避けたい食品

1.甘いお菓子、特にチョコレート。これは、カカオに含まれる物質が神経に支障をもたらす為である。
2.消化不良になる、エビ、いか、カニ
3.火を通した鶏の骨は、鋭く硬いので 口内や消化器官を傷つけやすい。生の鶏肉の骨なら 大丈夫。
4.玉葱、ネギ類。 中毒を起して、貧血になる。
5.5ハム、かまぼこなどの加工食品。 塩分の摂り過ぎは悪い。
6.生の卵白
7.アボガド、ニンニクも 生では有害。

注意したい食品

1.キャベツ。生ではお腹を壊す犬も居る。 その場合、火を通すと良い。
2.牛乳。これに含まれている乳糖を代謝出来ない犬は、下痢をしやすい。
3.大豆。豆腐など加工された製品をあげるには良いが、豆のまま与えると消化不良を起しやすい。
4.ほうれん草は、蒸したほうが良い。 生では、ほうれん草に含まれるシュウ酸が結石の原因となる恐れがある。

食事の回数

子犬の時は、成犬の約2倍のカロリーを必要とするが、消化機能が未熟なので、生後半年までは 1日に 3~4回に分けて与える事。その時に、ドッグフードをあげる人は、お湯で湿らしてから与えると消化を助けるので良い。成犬でも、身体の負担を避ける為に、1日2回に分けて与えると良い。

市販のドッグフードのデメリット

ドッグフードに入っている人工的な成分や保存料が心配。全て自然のものを使ってると謳っているドッグフードでも、何かしら合成的な良くないものが入ってると言われる。保存料のブチルヒドロキシアニソール(BHA)やジブチルヒドロキシトルエン(BHT)は、白血球の数を減少させ 免疫系を弱め、身体が正常に機能する為に必要なグルコースの吸収を抑えてしまう。 化学成分のエトキシチンは 有毒な物質が含まれてると、FDA(米国食品医薬品局)では、ドッグフードに使うのを危険だと発表。(1998年)

肉副産物(Meat By-Products)や肉粉(Meat Meal),肉骨粉(Meat-and-Bonemeal)も含まれてるものも多く、これらは、何を使ってるか不透明な部分。

簡単手作りおやつ

ささみジャーキー

長く切ったささみに 下ろしニンニクを塗り香り付けをする。10分程度置いてから 水気を拭き、軽くパセリを振りかけて、温めたオーブンで 160℃(華氏325℃)で、40分位焼く。

レバーケーキ

小麦粉 100g(アレルギーの犬にはポテト)、卵一個、レバー50g程、ニンニク一片を良く混ぜて、オーブン 180度で25~30分ほど焼く。